事故や災害に思う

1月3日の私のブログで、ガラス製のぞき窓の破裂事故について紹介した。事故から2年も経つのに、事故の原因が公開されていなかったからだ。数日前、警察がこの事件で企業の関係者を起訴したニュースを見て原因が書いてあったので紹介しておく。
マニュアルで決められた濃度より高い濃度の硝酸を使っていたと書いてあった。決められた濃度を守らず、3倍の高濃度だと書いてあった。
濃度の高い硝酸のが効率良く作業ができたからとの記述もある。
硝酸は水で薄めると沸点は高くなる。市販されている、60数パーセントに薄めたものでは120℃くらいの沸点だ。
今回の事故での運転温度は80℃とか言っていたので、薄めた硝酸を使っていれば、希硝酸はそれほど蒸気圧は高くなかったはずだ。
ところが、硝酸は濃度を上げれば純硝酸なら沸点は83度になる。事故時は85度になっていたとの情報もある。
濃度の高い硝酸なら突沸が起こってタンク内の圧力が一気に上がってガラス窓が破れた可能性がある。
SDSで、沸点という温度を見たら突沸が起こる可能性がある温度だと思って欲しい。突沸とは、急に圧力が上がる恐ろしい現象だから。
起訴に関するニュース情報
https://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00383500.html
事故発生時の報道記事
https://mainichi.jp/articles/20160104/k00/00m/040/068000c

2018年02月01日