事故や災害に思う

 あと20分すると、午後2時46分になる。五年前この時刻で東北大震災が起きた。あのときを思い出しながらブログを書いている。あのときも、今日と同じ金曜日だったと思う。当時は、まだサラリーマンで千葉県中央部の茂原という所にある、技術研修センターという所にいた。化学プラントの運転員を教育訓練する施設だ。

 当日、朝からこの技術研修センターで各企業から参加した安全担当者が、見学したり安全体験をする催しが行われていた。安全工学会の主催で行われていた。午前中も順調に進み午後からも安全体験が始まった。1時間半ほどの体験が終わり皆さんが休憩をしていたところだったと思うがいきなりほぼ全員の携帯電話が鳴り響いた。緊急地震速報だ。そのあとしばらくして大きな揺れがきた。地面が大きく、ゆっくりと横に揺れ足を踏ん張って立っていた印象がある。

 すぐにテレビを点けたものの、最初は震度速報だけだった。安全体験に参加していた皆さんは、一斉に自分の会社に電話をかけ始めたものの電話は全くつながらない。その後、テレビにあのすさまじい津波のシーンが写り始める。信じられない光景だった。 しばらくすると、千葉にあるコンビナートで球形タンクの爆発映像が映り出す。

 安全体験に参加していた人達で電車利用の人達は、その日はJRも停まり帰れなくなってしまった。技術研修センターには宿泊施設も備えていたのでその日は泊まってもらった。翌日皆さんタクシーなどを手配して帰られていった。

 その後は、計画停電、電車の間引き運転、ガソリンの入手困難など様々な困難が続いた。

日本の化学プラントもこの事故を教訓としてその後、耐震性の強化を図ってきてはいる。限られた資源、時間ではあるが日本にある以上地震への備えは不可欠だ。

 日本でも地震で過去大きな損害をコンビナートでも経験してきている。 今年は、地震で起きた事故からの教訓を整理した形でまとめ次の世代に伝える活動もしていきたい。

2016年03月11日