水蒸気爆発

水蒸気爆発と言う言葉を知っているだろうか。
高温の物体と水が接触すると、瞬間的に水蒸気が発生し爆発を起こす現象だ。
火山のマグマが地下水などと接触すると同様に水蒸気爆発を起こし岩石を吹き飛ばし噴火が起こる。
製鉄所などでも溶けた鉄がこぼれ出し、冷却水などと接触すれば同様に水蒸気爆発が起こる。
7月初旬に広島や岡山などで起こった大雨でも、工場が水蒸気爆発を起こしている。
https://breaking-news.jp/2018/07/07/042364
大雨の予報を受け、工場ではアルミ地金を溶かす溶鉱炉を停止して従業員は帰宅した後、大量の水が押し寄せ
まだ熱が残っている高温の炉に水がなだれ込んで水蒸気爆発を起こしたものと思われる。
爆発音は数十キロ離れたところまで聞こえたと言うからすごい威力だ。
https://www.youtube.com/watch?v=7KbWdQXamsE
水蒸気爆発は、化学系の企業でも起こる。高温の炉を持っていれば、水が接触すれば水蒸気爆発は起こる。
研究所などにある電気炉も要注意だ。少しでも水がかかれば、水蒸気爆発は起こる。

2018年09月18日