国会での事故の議事録

1960年代のもう半世紀ほど前に新潟で起きた化学工場の事故だ。
緊急停止操作中、圧縮機の停止操作ミスが原因だ。
3人が死亡、6人が死亡した爆発事故だ。
まだ緊急時の自動化は進んでいない時代での出来事だ。
人が緊急時に、色々な操作を行ったことにより
本来閉めるべき、コンプレッサーのドレン弁を閉め忘れた。
この為大量のガスが漏れ続け、圧縮機室内にガスが溜まっていった。
圧縮機室内には、高温の蒸気配管がありそこでガスが着火爆発した。
失敗百選にも、記事があるので事故の事実はある程度わかっていた。
http://www.shippai.org/fkd/cf/CC0000145.html
前回のブログにも書いたが、事故の本質はなんだったのだろうかと思っていた。
何気なく、ネットで検索していたらこんな物が見つかった。
当時の国会の、事故に関する行政と議員さんとの委員会議事録が公開されていた。
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/059/1560/05911221560002a.html
長文の議事録なので、下から1/3の所ぐらいから事故の答弁が始める。こんな文章が書いてある。
○杉原一雄君 先ほど、ここにお配りいただいておりますから、委員の皆さんも一応お目通しをいただきたいと思います。
 それは九月十八日の十七時十二分に富山高岡の
 一角に起こったできごとであります。*******、その爆発によって起こった被害は、
人的被害として私たちの仲間である労働者が三名死んでおります。重傷一、軽傷六、そうして物的被害として、
付近――もちろん会社工場内の施設がめちゃくちゃに破壊されている点もございますが、*****、
通産省は今日までこの爆発事故の原因、被害の実態、そして調査等の経過を経ながら、会社に対して何を要求し、
いかなる緊急処置をとり、指導監督を行なってきたか、同時にまた今後の見通しはどうなのか、
企業再建並びにそれに伴うこうした危険がまたもや起こるのではないだろうかということなどについての
具体的な指導等について、見通しを含めて報告をまずいただきたいと思うのであります。
○説明員(後藤正記君) お答え申し上げます。
*****
上記のような、文章で始まるところを探し、一度読んでみてほしい。
前回のブログでも書いた、事故の本質に少しでも行き当たるところがあるはずだ。

2018年11月10日