空気を圧縮する圧縮機の事故

燃焼の三要素が成り立てば火がつくと言うことは誰でも知っている。
潤滑油を使う空気圧縮機であれば、空気と潤滑油という燃える物が存在することになる。
後は、着火源があれば当然火がつく。
着火源は、何かと言えば潤滑油などの油かすなどがたまっていれば空気で酸化されて酸化熱という熱が発生する。
その熱が、じわりじわりとたまっていく。
いわゆる蓄熱という現象だ。数百度くらい迄温度は上がるから十分火がつく。
空気圧縮機で、長いこと出口配管などにたまっている潤滑油などを清掃しないで放っておくと爆発事故を起こすことがある。
空気は、常圧ならばそれほど着火しやすいとは言えないが、圧力が上がれば上がるほど火がつきやすくなる。
高圧の空気圧縮機なら、ものすごくこの潤滑油の着火に注意を払う必要がある。
過去起こっている、高圧空気圧縮機の事故が以下のURLで紹介されている。
http://www.shippai.org/fkd/cf/CC0000196.html
潤滑油に関する会社のホームページにも、潤滑油に関する事故のメカニズムが載せられている。
わかりやすい内容なので一度見て欲しい。
https://www.juntsu.co.jp/qa/qa0706.php
ここで言いたいのは、潤滑油は燃えると思って欲しいのだ。古くなって劣化した潤滑油は、新品とは違い燃えやすくなる。
更に、空気を圧縮する装置は、高圧の空気が存在しているのだから燃焼の3要素を十分に満たしていいる。
もし、高圧の空気圧縮機を使っているなら出口配管などに油かすが溜まっていないか定期的に点検して欲しい。
火がつくだけなら良いが、場合によっては爆発的な燃焼を起こす。
潤滑油恐るべしである。

2019年04月16日