油のしみ込んだ布の自然発火

だいぶ暑くなってきた。
この時期になると気になるのが、油を拭いた布の自然発火だ。
油のしみ込んだ布は.太陽の熱などで自然発火することがある。
この現象は、案外知られていないため暑くなるとあちこちの工場で小火を起こす。
発火のメカニズムはこうだ。
布にしみ込んだ油は.空気と触れて酸化されていく。
酸化されるときに、酸化熱という熱が発生する。
布にしみ込んだ油などが、劣化した油であれば発火点が新品の油より下がっているから火がつきやすい。
更に、油のしみ込んだ布が重ねられて置いてあれば、中の方の熱は放熱しないから熱はどんどん上がっていく。
最後は、発火点を超えて布に火がつく。
わずかに燃え始めると、油は気化して可燃性ガスも出す。
油という液体より可燃性ガスの方が、一般的に着火点は低いから火の勢いが強くなると言うわけだ。
ネットなどでも色々な記事がある.参考にして欲しい。
https://www.nipponpaint.co.jp/topics/hakka.html
https://plaza.rakuten.co.jp/denkiyakan/diary/200706180000/
尚、配管の保温材に油がしみ込んで着火し、火災になる事例は2018/12/15付けのこの半田のブログでも紹介している。
興味のある方は見て欲しい。

2019年06月03日