プラスチック製ドラム缶が起こす事故

ドラム缶を使っている職場への情報だ
ドラム缶というと,昔は鉄製だった
その後、鉄さびが問題になりステンレス製も使われるようになった
鉄にせよステンレスにせよ金属だから重い
重ければ輸送コストもかかる
そこで、企業はコストダウンを考え,プラスチック製を使うようになった
確かにプラスチック製ドラム缶は軽くて,使いかっても良い
しかし、プラスチックは金属では無いからドラムに製品などを充填した際の静電気を逃がすことはできない
可燃性で電気を通しにくい物質を入れると静電気で事故が起こることを考えたことがあるだろうか
プラスチック製ドラム缶本体には、アースをとれないから、静電気を逃がすことはできない
可燃物などをプラスチック製ドラム缶に入れるときは考えて欲しい
静電気などで着火の可能性が高いからだ
あまり,プラスチック製ドラム缶の事故は報道されていないがかなり着火事故もあるのではないかとおもう
昔、雑誌Safety&tomorrow NO16 0 2015.3月にこのプラスチック製ドラム缶の事故情報が出ていた
横浜で起こった事故だ
プラスチック製ドラム缶に小分けしているときに静電気着火事故だ
静電気を逃がせないドラム缶にはリスクがあると思って欲しい

2019年12月19日