フレコンバッグで起こる事故

今日は労働災害の話だ
フレコンバック(略してフレコンとも呼ぶ)という袋が、工場で使われることがある
https://www.monotaro.com/p/6108/2123/
このフレコンバッグが、引き起こす労働災害事例を、2019年7月1日のブログで紹介した
http://handa.jpn.org/1/posts/post245.html
フレコンバックと呼ばれる重い袋がくずれて事故になるケースは多い
フレコンバックは、原料や製品などの粉や粒状製品を入れる袋だ 
重さは、軽い物で数百キロ。1トンくらいの重い物もある。
何段かに積み上げて、保管することがあるが、崩れて人が挟まれる事故が多発している 
何百キロもの重みがあるのだから、人にのしかかってきたら死亡することもある。
https://www.denka.co.jp/storage/news/pdf/528/20180304omutajko.pdf
フレコンバックなどを取り扱うところではこの種の災害をしっかりと防止して欲しい。
フレコンが崩れて死ぬこともあることを知らない人が多いからだ。
事故が起これば、会社側が、刑事責任を問われることもある
フレコンを積みつけるときの注意点を書いた情報があるのでここで紹介しておく
https://www.softbag.jp/info/useful/furekon-load.html
たかがフレコンと思わないで欲しい

事故が起きれば、新聞やニュースで会社名が報道される
報道に使われる会社名は,物流会社名よりむしろ,フレコンに入れた製品などの製造メーカーのケースが多い
物流会社や協力会社に物流や倉庫管理をまかしているから安心と思わないで欲しい
発注者としてしっかりと,事故が起きないか確認して欲しい

2020年01月08日