インターロックが原因で事故が起こることがある

インターロックという安全装置がある 安全を守るための鍵のようなものだ
事故を起こさないための歯止めの一つだ

安全装置だから事故は起きないかと言えば、そうでは無い
事故は、インターロックを何らかの理由で解除したときに起こる

頻度は少ないが電気部品の故障や、配線の間違いで起こることもある
1975年に徳山の化学工場で電気リレーの配線が外れていてインターロックが作動しなかった事例が報告されている
インターロックをバイパスして5年間元に戻すのを忘れていて爆発した事故事例もある
1987年にイギリスで起きた事故だ

試運転時などで、一時的に解除して起こることも多い
試運転中装置が誤作動などで停まっては困ると思い安易に、インターロックを解除したときだ
最近の事故事例では、2012年4月22日に起きた反応器の事故だ
https://jp.mitsuichemicals.com/jp/release/2012/pdf/120829_02.pdf
1994年に川崎でタービン試運転中インターロックをバイパスし異常回転で爆発している
1996年に千葉県の火力発電所でボイラー試運転中インターロック要素の一部をバイパスし2人が死亡する事故も起きている
海外の原発事故だが、アメリカのスリーマイル島事故や、ロシアのチェルノブイリ事故も安易にインターロックを解除して
試運転で起きた事故だ

もう一つは、高圧ガスの認定設備などで運転中のインターロックを解除していたときにも事故が起こることがある
2005年に運転中のインターロック検査時にこのような爆発事故が起きている
人為的なミスがいくつか重なって起きている事故だが案外この事故は知られていない
https://www.khk.or.jp/Portals/0/resources/activities/incident_investigation/hpg_incident/pdf/2005-335.pdf
その後、運転中のインターロック検査時の事故は起きていないのかと思ったらやはり事故は起きていた
2018年9月26日に大阪の製油所で加熱炉のインターロック検査中に起きた爆発事故だ
http://www.khk-syoubou.or.jp/pdf/magazine/191/kikenbutsu_jikokanren_info.pdf
インターロックが原因で思わぬ事故が起こることがあるということも忘れないで欲しい

 

 

 

2020年10月05日