去年の今頃の製油所静電気着火火災事故

2019年12月24日神奈川県にある製油所で火災事故が起きている
油が漏れて静電気で火がついたという事故だ
http://tank-accident.blogspot.com/2020/04/blog-post_24.html

冬場であれば、可燃物が漏れれば静電気で火がつくということだ
ガソリンと軽油を取り出す装置だから漏れれば簡単に火がつくのだろう
肝心の漏れた原因は、企業からは公表されていない
一人が漏れた油を被ってやけどをしている
やけどということは、温度があるのだからやはり火がつきやすい条件が整うわけだ

事故の要因の中で、最初に考えなければいけないのが「漏れるから」事故になるのだ
可燃物でも、閉じ込めて空気に触れさえなければ燃え始めることはない
万一漏れても着火源が、無ければやはり燃えない
燃焼の3要素がそろわなければ火災や爆発にはならないからだ

とにかく可燃物を漏らさないことだ
腐食して穴が開く、フランジのボルトが緩んで漏れる。誤ってバルブを開けたままにしていたなど漏れる理由はいっぱいある
冬の時期はとにかく静電気に注意して欲しい

ドレン弁などを開けるときも、流速に注意してゆっくり開けて欲しい
静電気を甘く見ないで欲しい

出典 人体帯電イラストのみKEYENCEホームページより引用

 

 

2020年12月25日