2020年代はどう進んでいくのか

年が明けて、新しい年がきた
昨年2020年代になったと思っていたらもう1年が経った
日本の化学産業約100年の中で、私は化学産業で40年間お世話になった 
化学産業も10年毎に時代は変わってくる
今から百年前は、日本で石炭化学が始まった頃だ
当時石炭は、製鉄業に使われていた。石炭を蒸し焼きにしたコークスというのが製鉄に使われていた
石炭をコークスにするとき多くのガスが出る。当然ガスの中には有機物が含まれている。
このガスから、化学物質を取りだし有効活用しようというのが当時の石炭化学産業の始まりだった
その後、日本には石灰石という物が多く有り、石灰からアセチレンという化学物質を取り出す産業も栄えた
アセチレンから、色々な化学物質を造り出した
同じ頃、地中に埋まる天然ガスから化学物質を生み出そうという動きもでた
新潟や千葉県の房総半島地区では天然ガスが大量に出るので、天然ガスを利用した化学工場もできた
ところが、1950年代頃からは石油を原料とした石油化学工業が盛んになった
いまでも、石油を原料とした化学産業は続いている
昨今、自動車産業では、脱ガソリンがうたわれている 電気自動車や水素燃料電池へと動いている
電気を造るのに非化石燃料でまかなえるのか 原子力という選択肢を残すのか 考えどころだ
エネルギー源という問題と、素材産業の原材料という問題が絡み合っている
世界の人口は増えつずける一方だ 当然エネルギー消費も増える 食糧消費も増える
どうバランスを取るかなのだろうが、限りある資源だからだ
SDGSなどが示すように地球規模で物事を考える時代なのだろうが、なかなか難しい
持続できる社会を地球規模で目指す時代だ

 

イラスト出典 国連広報センター

 

2021年01月01日