要約する技術が大切だ

長々と話をする人もいる 端的に要領良く話す人もいる
一般の会話では,だらだらと話をしていてもいいがビジネスの世界ではそうは行かない
何か話をするなら、効率良くが求められる 時間は限られているからだ
ビジネスの世界であれば、結論から話をすることが求められる
結論の後、自分はなぜそういう結論を出したかと説明する
つまり,思考の過程をきちんと説明して結論の納得性を説明するのだ
5W1Hを簡潔に織り込むとわかり易い

色々な報告書やトラブル報告書はタイトルが大切だ
タイトルを見て報告書の内容がおおよそわかるタイトルの付け方を常に考えて欲しい
例えばある労働災害が発生して,担当者が労働災害発生報告書を書いたとしよう
タイトルをみれば、労働災害の概況が一目でわかることが望ましい
タイトルの書き方はこうだ
一般的に,「何なので」→「こうなった」とトラブル報告書の件名は記述されている
すなわち最初に,トラブルの発生源や発生した環境を書く。
その結果どんな悪いことが起こったのかと書いていくのが一般的だ
例えば,帰りがけ焦っていて転倒したのであれば
通勤バスに乗り遅れまいと焦っていて、更衣室で着替え中スノコが滑って転倒したなどとトラブルの内容を簡潔に書き表せる
何なのなのでという意味合いとの所に、トラブルの起こった環境条件などを付け加えるともっといいトラブル件名の表現になる

手袋を使うか使わなくてもいいかの判断条件が明確に示されていなかったので、手袋をせず作業をしていて手を切った
などというトラブル件名が書いてあれば,トラブル資料の詳細を細かく読まなくてもトラブルの全容が瞬時に判断できる
多くの文書には、かならずタイトルを付けて欲しい トラブル事例などもしかりだ 要約して文書の内容を表しているのがタイトルだ
要約する技術を身につけて欲しい 時間は限られているからだ

2021年02月23日