保安防災と労働安全

保安防災という言葉を知っているだろうか
労働安全という言葉はかなり知られているが、「保安防災」という言葉はまだまだ幅広く知られていない
労働安全というのは、人がケガをするのを防ぐことだ
保安防災というのは、工場がケガをすることを防ぐのだ。つまり、工場が火災になったり爆発したりするようなことを防止するのだ
どちらも、バランス良く対応しなければいけないのだが、どちらかというと労働安全が工場の安全活動のメインになる
爆発や火災はめったに起きないことなので関心の度合いは低いからだ
そうは言っても、ひとたび爆発や火災が起これば大騒ぎになる
労働災害に関しては、かなり企業は情報を持っているが、保安防災に関しては十分な情報があるとは思えない
事故はいつも起こるわけではない。突然起こる
なぜ事故が起こるのか。どうすれば事故は防げるのかは、知識としてしっかりと企業内に展開して欲しい
事故や災害に関して色々と情報を持っている専門家の力を上手に活用して欲しい
一企業の中でできることは限られているからだ

 

2021年10月19日