10年一昔-技術伝承 デジタルフォーメーション DX

1年も経てば、時代は変わる。まして、10年も経てば大きく変わっているのに人は気づかない
昨年の今頃を覚えているだろうか。3年前の今頃を覚えているだろうか。10年前の今頃を覚えているだろうか
数ヶ月前のことも覚えていなければ、もっと前のことはなかなか覚えていないはずだ
会社に入社して、退職するまではおよそ、約40年くらいだ。つまり、10年を四回繰り返すのだ
最初の10年は、新人としてがむしゃらに色々なことを覚える。次の10年は、後輩もいるだろうから、先輩として頑張る
次の10年は、昇進して管理者になる.責任ある地位になり、経営的な物の見方を覚える。最後の10年はどうう生きるかだ。
このように、サラリーマンをやっていれば10年毎の節目はある
設備も同じような、節目を持つ。最初は、トラブルも多く、色々手を加えて安定期に入る。
10年くらい経つと少し故障が出てくるが、手を加えれば正常に動く
20年経つと、少しずつガタが出てくる。でも、部品を交換すればまだ正常に動く
30年くらいから、すこし問題が出てくる.特に電気部品は、30年は持たない。更新が必要なのに、手をこまねいていると発火事故などを起こす
40年も経つと設備も寿命を迎える。でもそれを受け入れないから、火災や爆発という形で現れる
化学プラントに携わってきて、今振り返るとそう思う
10年という節目がある.それをしっかりと管理する必要がある
2020年代をどんな節目として捉えるかだ
DX技術が盛んにうたわれている.保有するデジタル情報をいかに有効に使うかが求められている
企業は膨大なデジタル情報を持っているが、それを使い切ってはいない。どう使いこなすかという人材も十分ではない
それ以前に、デジタル情報にどんな価値があるのかもわかっていない
化学産業も、1980年代からDCSというデジタル機器を使い始め、既に40年分の情報はあるはずだ
そろそろそれを使いこなしていい時期だ
でも、なかなかその価値をみいだす人材は育っていない
そこにDX推進の難しさがあるのだろう

イラスト出典 フリーのイラストルームホームページより

 

2021年11月20日