労働災害はなぜ無くならないのか

世の中で起こる事故や災害には、2種類ある
人が災害に巻き込まれて怪我をするのを労働災害という。人が被害に遭う災害のパターンだ
もう一つは、化学物質による事故や装置や機械が壊れる災害もある。それを事故と呼んでいる。爆発や火災、破裂事故などだ
当然、事故が起こると人が巻き込まれることもある
労働災害は、人が起こす事故だ。いわゆる、ヒューマンエラーと呼んでも良い
なぜ労働災害が起こるのかと言えば、人の弱点から労働災害は起きる。人には、色々な弱いところがあるからだ
例えば、忘れる、思い込む、勘違いなどが事故につながる
人は、できるだけ楽に仕事をしたいと思うから、省略行為も起こる
安全の為に色々なルールが決められているのに、人はちょっとだけなら大丈夫と思い込みルールを無視することもある
人は色々な判断をするときに、過去の情報を利用する
たまたまうまくいった過去の成功体験を信じて、作業をすると思わぬ失敗をする
過去の成功体験で、今回もうまくいくと思い込み失敗をする事例は多いからだ
この過去の成功体験で失敗する労働災害も多い
無知故に起こる労働災害も多い。教育をして色々な過去の災害事例を教えていれば防げる事故は多い
しかし、色々な災害事例があり、効果的に教育が行われていないからだ
災害事例は沢山ある。沢山事例を沢山教えればいいわけではない
沢山教えれば、手間と時間がかかる
労働災害にはパターンがある。パターン毎に、事故を防ぐコツを教育することだ
時間は限られている
災害を起こす本質を知っていくには、常に色々な切り口で物を見ることだ。
多様な見方ができると、事故からの教訓も上手に取り出せるようになる。
事故や労働災害の講義をすることもあるので興味があれば聞いて欲しい
https://www.e-jemai.jp/seminar/_accident_2024.html

 

2024年09月10日