地震保険

化学工場で地震が起きれば被害を受ける 火災が起きても被害が出る
だから、多くの企業は火災保険や、地震保険には入っている
2010年代に起こったコンビナートの大きな事故でも、爆発や火災による損害はほぼ保険でカバーできている
https://www.ginsen-gr.co.jp/news_pdf/rsr_m_20131225.pdf
設備などの機械的損失はほぼ百%カバ-されているような気がする
事故を起こしたことによる、間接的な損失はカバーされないが、装置の損害などは確実に保険でカバーできる

火災の頻度、地震の頻度も確率的は少ないが、起これば影響は多い
地震保険についての文献を紹介しておく阪神大震災の時、安全工学会が地震特集をしたときの記事だ。https://www.jstage.jst.go.jp/article/safety/35/1/35_106/_pdf
阪神大震災の時に支払われた保険が760億円という。保険業界は、支払いを円滑に進めるようかなり努力をされたという文章もあった。
化学プラントも保険をかけておくことが必要だ 事故が起こったときには保険金支払いはありがたい。
経費節減で、保険を減らす風潮もあるようだが保険は減らすべきではない。
保険をやめたとたんに事故が起こったという事例も経験したことがある。
長いこと工場でトラブルも無く、ある設備の火災保険をやめてしばらくして事故が起きた
結局保険をかけておけば良かったのにとおもう
事故の確率はゼロではないということを肝に銘じるべきだ
保険というものに安全担当者も関心を持って欲しい
リスクをゼロにすることは無理だ
だらか、リスクを補填すると言うことも常に考えて欲しい

 

2024年09月21日