フレコンバックで起こる爆発火災事故事例

フレコンバッグを使って原料などを投入したとき、静電気で着火や爆発事故が起こることがある
可燃性原料であればその静電気で着火する
フレコンはプラスチック製だから軽くて柔軟性も有り便利という利点もある
値段も安いので使い捨てもできる
かなりの頻度で起こっているフレコン事故だが、フレコンを使っている企業の従業員でも事故事例を知らないケースが多い
静電気の事故事例と静電気発生実験の文献がある
こんな資料が公開されているので見て欲しい
https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/mail_mag/2018/pdf_120/siryou_2.pdf
静電気発生防止用のバックを使えば、かなり防げる事故ではあるがコスト面から帯電しやすいフレコンバックが使われてしまう
静電気防止用フレコンとは、導電性を持たせたものだ
導電性があるため、静電気を逃がせるのだ
メーカーの資料があるので、見て欲しい
https://www.matai.co.jp/product/container/container5
粉体投入時などでの静電気放電は、フレコンバックだけではなく、紙袋でも起こる。
内袋と呼ばれる、ビニールなどの内側に入れたプラスチック製の袋が静電気発生源となることがある。
紙袋の内側に、プラスチックの袋がついているような袋はやはり静電気放電が起こる。注意が必要だ
プラスチックを使った袋なら静電気発生のリスクがあると考えて欲しい
このフレコンバッグの静電気発生事例とそのメカニズムを紹介した良い文献があるので紹介しておく。
下記のURLを見て欲しい。https://www.jstage.jst.go.jp/article/josh/7/2/7_JOSH-2014-0007-SO/_pdf

 

2024年09月26日