事故や災害に思う

 小分け作業という作業がある。小さな分量に分けるという作業である。人は「小」という字がつくとたいしたことはないとか、それほど危険性がないと思ってしまう。しかし、小分け作業でもリスクはある。

 化学物質を小分けするときは、大きな容器の蓋を開けて物質を取りだし小さな容器につめる作業が生じる。この時、一時的ではあるにせよ化学物質を外に出す。つまり、空気と触れる状態が生じる。

 化学物質は一般的に容器に閉じ込めておけば事故の可能性は少ない。しかし、外に取り出すとどうしても空気と触れることになる。そこに着火源があれば、着火したり爆発する可能性がある。過去にも、小分け作業で多くに事故が起きている。

 小分け作業を甘く見ないことだ。参考までに、過去の事例を以下のURLで紹介する。

http://www.sozogaku.com/fkd/cf/CC0200081.html

http://www.sozogaku.com/fkd/cf/CC0000126.html

http://www.takasago.com/ja/news/assets/pdf/20130610hiratsuka.pdf#search=%27%E5%B0%8F%E5%88%86%E3%81%91+%

E4%BA%8B%E6%95%85+%E7%88%86%E7%99%BA%27

 

2017年08月03日