冷却塔の爆発火災事故
冷却塔で爆発が起こると考える人はほとんどいないのだろうが。爆発事故は過去に起きている
1984/3/18インドで冷却塔の爆発事故が起きている冷却水にLPGが漏れ込み爆発で4人が死亡した事故だ
https://www.pecj.or.jp/japanese/safer/case_list/pdf/accident_00237.pdf
https://www.pecj.or.jp/japanese/safer/case_list/pdf/accident_00237_s.pdf
2013/8/23 やはりインドで29人が死亡する冷却塔の爆発事故が起きている
https://sce-net.jp/main/wp-content/uploads/2025/10/202510BeaconJapanese.pdf
https://sce-net.jp/main/wp-content/uploads/2025/10/DANWA2025_10_No232.pdf
冷却塔の事故では火災事故も多い。冷却塔は、水を扱うから燃えないと思っている人が沢山いるからだ
しかし、冷却塔は良く燃えると思っていた方がいい。多いのは、解体中の火災事故だ
https://news.ntv.co.jp/category/society/307732
https://www.city.kawasaki.jp/840/cmsfiles/contents/0000096/96474/3.pdf
https://www.bousaihaku.com/wp/wp-content/uploads/2017/04/010409001.pdf
確かに、運転中は水がある。しかし、解体するときは水もなく乾燥している
しかも、冷却塔の内部には水を上手に分散させるためのプラスチック製の燃え易い部品が沢山ある
https://www.reiki-ct.co.jp/service/maintenance/#03
だが、それを知っている人はほとんどいない
解体のため、火を入れ始めて内部にあるプラスチック製品に着火して火災になる事例は後を絶たない
もう一つの原因は、冷却塔内に油かすやわずかな油分が残っていて解体中に着火する事例だ
冷却塔の解体時は内部に燃えるものがあると常に思って欲しい
解体工事では、濡らした状態で火気工事に入って欲しい
可燃物でも濡らしておけば、着火点は確実にあがり火がつきにくくなる
湿度を上げて火がつきにくくなることも考えて対策を打って欲しい
化学工学会の談話室という所に、色々な安全情報がある
https://sce-net.jp/main/group/anzen/anzen_danwa/
折を見て尋ねてみるとよい