ノンテクニカルスキル

ノンテクニカルスキルという言葉がある。

事故を防ぐには、専門的知識だけを知っていれば良いわけではないからだ。
人が持つ固有の能力も向上させておかなければいけないと言われる。
つまり異常に気づく能力。現状をきちんと認識できて解析できる能力。意志決定能力。仲間とのコミュニケーション能力。チームワーク能力。人を束ねるリーダーシップ能力なども大切だというのだ。
最初「ノンテクニカルスキル」という言葉を聞いたとき、何を意味する言葉なのだろうと思った。
色々調べて見て、最近やっとわかってきた。
専門知識は、テクニカルと言う用語だから、専門以外の能力も事故防止には必要だと言うことで、ノンテクニカルスキルなどと言う用語が使われてきているのだ。
最近、ノンテクニカルスキルについてもう少し知りたいと本を探していたら、こんな本が見つかった。
「産業現場のノンテクニカルスキルを学ぶ 事故防止の取り組み」というタイトルの本だ。化学工業日報社が出している。
筆者は、南川 忠男さんというかただ。
自分の職場の現場力を高めたいが、部下の能力をどう引き上げるかと悩んでいる方にお勧めの書籍だ。
興味のある方は一度目を通してみると良い。

2018年12月04日