走行中の新幹線でドアーが突然開く
東北新幹線で「走行中の新幹線のドアーが開いたという」重大ヒヤリがあった
https://www.asahi.com/articles/ASM8R5CXZM8RUTIL02G.html
原因は、車両の清掃をしたときに清掃員がドアーの手動-自動を切り替える操作コックを自動に戻し忘れたのが原因だという
清掃後は、清掃の責任者が、操作コックが自動になっているか確認する手順になっているという
しかし、その場所の操作コックを清掃時に操作したのは、清掃の責任者であり、清掃後の確認も同じ人(責任者)が確認したという
清掃時にコックを操作した人と、清掃後にコックの状態を確認する人が同じ人であったことによるヒューマンエラーだという
操作コックを自動に戻さなかったことにより、手動のまま電車は発車してしまったという
手動だと、ドアーは閉まった状態を保てず開いてしまったというのだ
手動のポジションだと、清掃員が出入りすることができるように手で開けられるようだ
又緊急時手動にすれば、同様に手で扉を開閉できると報道では報じられていた
しかし、こんな単純なミスで走行中にドアーが開くなんて設計そのものに問題があるような気がした
報道を詳しく見ていると、問題を起こした新幹線はE-5系と呼ばれ現在の最新型のE-7系の前の世代だという
最新型は、操作コックの戻し忘れを検知する装置がついていると報道されていた
それにしてもびっくりだ
たとえ、手動の位置になっていても停車していたらドアを開閉できても、少しでも動き出したら手動でも扉は開かないというのが
設計としては当たり前ではないのだろうか
清掃員が頻繁に操作コックを操作するのだから、戻し忘れは当然有りうる
この戻し忘れがあっても、走行中には扉は開かないという設計になぜなっていなかったのだろうか
その謎に対する答えは、もう報道では出てこないのだろうが知りたいところである