事故や災害に思う
事故は起こるべくして起こる。火のないところに煙は立たないである。
2014年1月9日四日市で多結晶シリコンを製造する化学工場で熱交換器を開放作業中爆発が起こり多くの死者が出たのは覚えている方は多いと思う。最近、多結晶シリコンを扱う業界の安全対策はどうなっているのだろうと思って、研究をしていたところ、この業界がまとめた安全対策資料を見つけた。新金属産業における災害防止対策に関する行 動 計 画(平成27年度)という資料だ
http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/fieldList4_16/pdf/shinkinzoku_consent.pdf
この中に、多結晶シリコンなどの製造事業所で起こっていた事故情報が公開されている
火災や爆発が何回も起こっている。どこかで、事故に関与した物質の、物性を詳しく調べていれば大きな事故は起こらなかったと言うことがよくわかる。
同じような物質を生産する企業は、事故情報を共有化していくことが求められている。