化学物質リスクアセスメント事例集

"化学物質のリスクアセスメントの情報は沢山ある。参考になるものもあるが、断片的なものも多い 全体を理解させてくれくれる資料ももあれば、深掘りし専門的な理論を主体にしたものもある。 実際問題。知りたいのは理論では無く実践事例を知りたいはずだ。 例えばこんな製造工程で、リスクを評価したらこんな問題点が見つかりどう対応したかなどのはずだ 大規模な化学工場であれば、安全の専門家が沢山いる 事故の未然防止に向け、専門家が指導してくれるはずだ しかし、中小の化学企業であればそうはいかない 専門家を雇う余裕もないし、専門家を造り出す時間的余裕も無い 国は少しでも、中小企業のリスク管理能力を上げようと様々な努力をしている この資料も、中小企業への貴重な情報提供だ。 実践情報を探していたところいい情報が見つかった 化学物質リスクアセスメント事例集という資料を見つけた https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei14/dl/kagaku5.pdf#search=%27%E9%83%A1%E5%B1%B1%E5%8C%96%E6%88%90++%E7%88%86%E7%99%BA%27 中災防が厚生労働省から委託事業で,企業向けリスクアセスメントをした事例の紹介である。 火災爆発防止を事例に上げている 1件目は有機溶剤を使う企業のリスクアセスメントだ 自動車部品を造る工場だ 2件目も有機溶剤への注意点だ 危険源の抽出から対策までがうまく書かれている 有機溶剤は静電気により爆発火災を繰り返し起こしていると説明している 中小企業のリスクアセスメントの実施事例だが,アセスメントの切り口を見つけたい方には参考になるかもしれない。 爆発火災という切り口と、健康障害防止関係 の二つの切り口での事例紹介がある。 参考にして欲しい"

2020年05月14日