工場の解体工事中爆発死亡事故
Liイオン電池の部品を製造する工場で解体工事中爆発が起きたという
解体していた工事作業員が爆風で吹き飛ばされ2時間後に死亡したという
ニュースでは火は見えなかったと書かれている
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1102351
どうやら、ステンレス製の容器を解体していたようだ
中には有機溶剤が残っていたという
もし火を使って容器などを溶断していれば当然有機溶剤は暖められ爆発混合気をつくっていたはずだ
そこに生の火が入れば爆発することになる
容器を切断していて爆発死亡事故というのは繰り返し起こっている
容器の中に何か残っていてそれが引き金になり爆発をするのだ
容器は金属製だから中は見えない
撤去工事だから、作業している人は中は空だろうと思い込むのかもしれない
もしくは内部の洗浄不足だ
過去に類似の事故が起きている。ガソリンスタンドの地下タンクを撤去するときの爆発事故だ
http://www.shippai.org/fkd/cf/CC0200038.html
教訓となることも書いてあるので一度読んでみると良い
今回の事故は、内部を洗浄していたかわからないが「洗浄」というものは結構難しい作業だ
完全に危険な物を取り除くのは難しいからだ
確かこの企業は、延岡の解体工事でも火災事故を起こしていたような気がする
https://www.the-miyanichi.co.jp/kennai/_40955.html
解体工事を甘く見ないで欲しい