事故の未然防止には情報公開が不可欠
毎回ブログで書いているが、事故情報は本当に公開されない
消防、警察、労基など情報は有り余るほど持っている
しかし、事故の情報が公開されることはない
個人情報保護法という問題もあるのかも知れないが、企業名や個人が特定されない方法で、とにかく事故情報を多く公開して欲しい
ちょっとした情報が世の中で、事故は防げる なぜなら同じような事故が繰り返し起こっているからだ
お役所も最近リスクアセスメントという言葉をよく使う
事故が起きると、リスクアセスメントをしていなかったというような情報を出す
リスククセスメントと言うのはたやすいことではない
まず最初のハードルは、危険と感じなければリスクアセスメントをしようとはだれも思わない
今まで大丈夫だったからと言う大きなハードルがそこに存在する
危険の感受性が上がらなければリスクアセスメントの入り口にすら到達しない
更にリスクアセスメントを始めたとしても、今まで大丈夫だったとの思いが強ければ事故は防げ無い
そこそこのリスクは拾い上げれるが、リスクを「深掘り」してくれないからだ
事故が起こると思ってくれなければ、リスクアセスメントは形だけのものになる
だから世の中に起こっている事故を公開しなければいけない
こんな些細なことでも事故は起こるのだと言うことを世の中に示さなければいけないのだ
でも現実はほとんど事故は公開されない
たとえ公開されても、事故の事実だけで事故の教訓は公開されることはない そこに問題がある
事故の教訓を伝えることが望まれている