関東大震災と混触事故
明日はもう9月だ 防災の日でもある
今から約百年前、1923年9月1日に関東で強い地震が起きた 関東大震災と呼ばれている 地震後の火災で多くの人が命を失った
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%A2%E6%9D%B1%E5%A4%A7%E9%9C%87%E7%81%BD
この時多くの大学で火災が起こったのを知っているだろうか 薬品瓶などが倒れて、混触反応による火災だ
黄リンによる火災、揮発性物質の瓶が割れて着火したという
混触危険性は、混ぜると危険と言うことだが、薬品により危険の程度が違う
混ぜたらすぐに危なくなるものもあれば、時間がかかるものもある
この混触危険性というものは案外現場では知られていない
混ぜたら危険ということはもっと教えていかなければいけないと常に感じる
最近でこそ,地震対策で薬品棚の固定などは進んでいる
しかし、まだまだ地震対策が進んでいないところもあるはずだ
もう一度自分の職場の地震対策を見直して欲しい
薬品棚だけではなく、試薬を入れる冷蔵庫もチェックして欲しい
試薬も倒れて割れにくいように、固定されているかもみて欲しい
いつか来るであろう地震への備えを怠らないで欲しい