電気設備の寿命-老朽劣化
工場などで使う電気設備にも寿命がある
家庭用の電気設備なら、故障しても大きな影響を与えないかもしれないが工場設備はそうはいかない
電気設備が故障すれば火花が出て発火火災になることもある
https://www.sdh.or.jp/information/casestudy/electric_accident/56.html
https://www.safety-kinki.meti.go.jp/denryoku/2019accident/denki_jiko_2019fy.html
電気設備は、20年経過頃からトラブルが頻発し始める
30年を超えるともう末期段階だ
でもそう考えてくれる人は少ない まだ大丈夫だと考える人が多いが、電気設備の故障はいきなり来る
突然発火したり、漏電したりする
企業監査で、私は電気設備更新計画をよく聞くようにしている
電気の更新計画がしっかりしている企業は突然の電気設備の発火リスクは少ない
電気設備は持って30年という考え方を持っている人は少ない
私が元勤めていた企業は電気火災は少なかった
電気のスペシャリストが企業の経営幹部になっていたからだ
技術系の経営幹部は機械系が多い 機械の老朽劣化には強いが、電気や計装の知識はうとい
電気や計装は目に見えない信号や電気パワーを扱う 目に見えない物をどう安全に扱うかが計装や電気エンジニアーに求められている
この目に見えない物をいかにリスクヘッジするかは大事な要素だ
電気設備の長期的な更新計画を立てて欲しい
20~30年計画の長期管理が必要だ
エネルギや計装信号など目に見えない物を扱う機器の寿命をしっかりと考えて欲しい