工事の品質管理は難しい--現場監督
新設や改造で工事を発注することはあるはずだ。大手工事業者に頼めば安心かというとそうとは限らない
今から数十年前は,ベテランの技能者が沢山いて何も言わなくても工事の品質は確保されていたが今はそうでは無い
つまり、監督などがしっかりしていなくても末端で働く労働者の質がかなり高くめったのなことではトラブルは起きなかったからだ
ところが,昨今はそうはいかない。監督者も経験不足。現場の作業者も,技量のバラツキが大きいという現実がある
現場の質が落ちたというより、現場作業者のバラツキが大きくなったと理解する方が正しい
監督者もたたき上げと言うより、頭でっかちの監督者が増えてきている。経験は無いのに,立場は監督者という構図だ
では,仕事を発注する側の立場で考えると、どう工事の品質を確保するかだ
とにかく、現場監督の力量で工事の質は決まる 優秀な現場監督が確保できる企業を選ぶことだ
企業規模ではない 人に技術有りだから
企業評価をするときには書面だけでは駄目だ。キーマンとなる監督者層と話す機会を作ってもらうことだ
その上で,発注先の能力を評価して欲しい
現場監督の力量でかなり,安全や工事の質は変わってくる
現場で先頭に立つ,監督者層の力量を見て欲しい
仕事というものは発注したら終わりではない
きちんと100%の要求事項を満足してくれるかだ
1%でも欠けていれば後で何かまずいことが起こることになる