OJTをうまく進めるには

人材育成や技術伝承の用語に「OJT」という用語がある
On The Job Trainingを略した用語だ 現場でトレーニングなどをすることだ
現場で先輩が後輩に直接会話をしながら技術や技能を伝える方法だ
非常にいい方法だが上手に行うためには何点か注意点がある
OJTをやると時には、先生が生徒の目線で考えて話ができるかがポイントだ
相手はわかるだろうと先生が考えてしまって、相手の理解度も考慮しないでやみくもにOJTを進めると生徒が消化不良を起こす
結果、中途半端な理解のまま時間だけが経っていくことになる
かならず、相手が理解できたかを確認しながら前に進むことだ
つまり,時々質問をすることだ 何がわかったのかを簡単に話させることだ
返ってきた答えで,理解の度合いはわかるはずだ
もう一つは,計画を立ててOJT教育をすることだ
教えることに関連性を持たせて,順序立てて教えていくことだ
バラバラの知識を与えるより、関連性を持たせながらトレーニングをした方が効率が上がるからだ
その為には,先生は教えることをリストアップし計画表を作って実施していく必要がある
思いつきで教育をしていてはだめだと言うことだ
次に、なぜを説明することだ
教える目的は何かを説明して、なぜこの知識が必要かと説明してあげると良い
もう一つ、OJTの先生になる人は教える技術を学んで欲しい
教えるにも技術がある。話し方にも技術がある
企業は、OJTの講師の人達にも事前に教育して欲しい
いろいろな書籍なども販売されている
講演会などもある
先生は教える技術をまず身につけて欲しい

2021年02月17日