2020年の消防統計が発表されていた

消防庁から、2020のコンビナート地区での事故統計と危険物施設での事故統計実績が発表された。
毎年5月末に発表されているレポートだ。
コンビナートでの事故統計だ
https://www.fdma.go.jp/pressrelease/houdou/2021/
2018年、2019年と比較すると、件数は2020年はわずかながら事故件数は減っている
2連続して減ってはいるが、まだまだ高いレベルだ
16/20頁から主要事故の記述がある。
どこでどんな物質が関与しているのかもわからない。事故の教訓も書いていない
事故の事実を伝えるだけではなく、事故からの教訓が欲しいところだ


こちらは危険物取り扱い施設での事故概要だ
https://www.fdma.go.jp/pressrelease/houdou/2021/
昨年同様、危険物施設の数は減っているのに、危険物事故の件数は確実に増えているとの記述がある。
背景にあるのは、管理密度がどんどん減っているからだろう。
つまり、人も金も投資は減っているはずだ。そこに背景はあるのだろう。

27/28頁から、2020年(令和2年)に起きた主要事故の概要が記載されている
参考にするのも良いだろう

相変わらず元号で発表している。 グローバル化の中そろそろ考えを変えられないのだろうか
せめて西暦を併記書きすることくらいやって欲しい

2021年05月28日