企業の安全力-安全文化

国はしっかりリスクアセスメントをせよと提言している。大企業にも、中小企業にも一律同じようなことを要請している
正論ではあるが、企業規模により技術力の差はある。安全に関する知識は、普通に学校を出た人に備わっているわけでは無い
でも企業に入るといきなり安全担当者に指名されることがある。
外部の講習会をしっかりと受ければ、知識はつくのにそれも怠っている
多くの企業ではある日突然、何もわからないのに安全担当者となるのだ。これでは、事故は防げ無い
とはいえ、役所や外郭団体が企画する講習会は、時間をかけるものの、内容が伴わないものも多い
何で、こんなに時間をかけるのかと思う講習会が沢山ある。
これでは、安全の知識は国民には伝授できない
教育というのは難しい。
覚えることは沢山ある。それをいかに効率的に、かつ重要な物から伝えていけるかだ
時間をかければ、いいものでは無い。民間企業の人達は、、それほど時間があるわけではない
1を知って10を知る教育が望まれている。
しかし、延々と文字だけのパワポで講義する人がいる。
全くイラストや写真も使わず延々と喋りつずける講師がいる。
どれだけ、理解されたのか考えないのだろう。やることに意義を感じているだけなのだろう
まだ、企業が外部の力を借りて安全力を上げるのに努力しているならそれで良い。
大部分の企業は、自分の力ででなんとかなると思っているのだろう
井の中の蛙大海を知らずである。今の世の中、いかに上手に社外の技術や人を使うかである。
事故や災害そう頻繁に起こる物では無い。自分の会社だけの事故事例やヒヤリを解析して対策を考えていても所詮限界はある。
世の中で起こっている事故を、取り込んで自分の企業に当てはめて考える必要があるからだ
お金はかかるかも知れないが、外部の専門家の知恵を借りることだ
結果として、遠回りせずいい結果となることも多いはずだ
安全文化という言葉がある
https://www.irric.co.jp/pdf/risk_info/worker/20.pdf
安全という企業文化を構築して欲しい

出典 https://www.jecc-net.co.jp/blog/c42 ジェックセミナーリポート

 

2021年06月29日