事故や災害に思う

 最近感ずるのは、事故が起こってから長時間燃え続ける事例が多い。マスコミは、発災者のコメントをそのまま受け、安易に火を消すと危ないからだという報道を流してしいるが本当にそれでいいのだろうか。事故が起こって長時間燃え続ければ、周りにいる多くの人が被害を受ける。煙を吸ったり、避難所への避難など多くの犠牲者が出る。

 1月下旬に和歌山の製油所で長時間の火災が起きた。2月の下旬には、事務用品の会社の巨大な倉庫の火災が起き数日間も燃え続けた。初期消火に成功していれば、防げたかもしれない火災だ。

 初期消火という概念はものすごく災害の規模を抑えるのには重要なキーワードであるのにあまり重要視されていない。

事故は一定の確率で起こる。大事なことは、起きたときにいかに被害を少なくするかが大事な要素だ。消防訓練など多くの企業で行われているが

初期消火をを論点にして欲しい。被害の拡大を防ぐことも、重要な因子だ。

 被害の拡大防止という観点で、消防訓練のシナリオ作りを考えて欲しい。装置も大型化が進んでいる現状を見ると被害の拡大防止は重要なキーワードだ

 

2017年02月22日