事故や災害に思う

 今年の1月22に和歌山の製油所で起きた事故に関して事故調査委員会の中間報告が発表されている.1/18日にもタンク火災が起きているが、それに関しても記述されている。中間報告なので、詳細は記述されていないが1/18日のタンク火災は硫化水素による自然発火事故だという。

 タンクを開放して、内部のスラッジを取り除く作業時の事故だ。スラッジ内に硫化鉄が含まれていたという。硫化鉄は、発火性の物質だ。空気と触れれば自然発火する。過去のも多くの事故が起きている。繰り返されている事故だ。

 1月22日の事故は41時間も火災で燃え続けた事故だ。中間報告では12箇所の配管開口部が見つかったと書いてある。1箇所の配管フランジ部の不具合という表現もある。これが可燃物の漏洩に至った物と思われる。

 

http://www.tonengeneral.co.jp/news/press/uploadfile/docs/20170228_2_J.pdf

 

2017年03月23日