事故や災害の原因 マンネリ化
事故や災害の原因の中に、慣れという要素がある
化学工場でどんな危険な物を取り扱っていても、毎日作業をしているとなれてしまう
危険なものを危険と感じなくなってくるのだ
そこに事故の芽が潜んでいる
慣れというのは恐ろしい。危険なことを感じさせなくなるのだ
企業はめったに事故を起こすわけではない
何十年も事故を起こさない企業も沢山ある
たまたま事故を起こした企業に聞くと、今まで安全だったから事故は起きるとは思ってはいなかったという答えが出てくる
しかし、よくよく調べてみるとそこには、おごりがある
今まで事故が起きていなかったというおごりだ
たまたま運が良く事故が起きていなかぅただけなのに、我が社は安全と勘違いしていたケースだ
事故は確率で起きる。事故の確率はゼロでは無い
どこか、事故対策がうまくいっていなければ事故は必ず起こる
事故の要因の中にマンネリ化というのがある
たまたま、長い間事故が起きないと、今までやっている作業は安全だと思い込んでしまうのだ
ところがその中には、ほんのわずかの危険性が存在していてたまたま気づいていなかっただけなのだ
企業の中で安全ミーテングというのがある
毎朝、毎週、など頻度は様々だ
この時の運営でマンネリ化にならないで欲しい。絶えずフレッシュな情報を織り込んで欲しい
マンネリ化した情報では、
危機感の共有化はえられない
過去に起こった事故は時間が経ってから繰り返すことがある
同じ事故は起きないが、同じような事故は繰り返す
製造や研究のミーテングではマンネリ化を防ぐ努力を続けて欲しい