危険物保安技術協会

危険物保安技術協会という組織を知っているだろうか。略称はKHKだ。高圧ガス保安協会(KHK)と同じ略称だ。
高圧ガス保安協会は、経済産業省の関連組織だ。
危険物保安技術協会というのは、総務省消防庁の関連組織である。つまり、消防関係の組織だ。
危険物関連の事故などはこの協会に多くある。ホームページを紹介している。http://www.khk-syoubou.or.jp/
この2つの組織の違いは、適用法令だ
一方は高圧ガス保安法、もう一つは消防法という違いがある
高圧ガス保安法が関連する、高圧ガス保安協会は、災害情報を無償で提供している
一方で、消防庁関連のこの危険物保安技術協会は、事故情報はさほどフリーでは公開していない
お金を払えば情報を得ることができる
http://www.khk-syoubou.or.jp/hazardinfo/guide.html
本来は、情報は公開されるべきなのに、このように外郭団体が入ると何らかの制限が入る
外郭団体の運営方針の違いはあるのだろうが、情報は無償で公開して欲しい
税金で運営される組織にあるなら、当然なのだが現実は,外郭団体であるから税金運営ではない
危険物保安技術協会は、機関誌、Safty&tomorrowを定期的に発行している
http://www.khk-syoubou.or.jp/guide/magazine.html
2018年からは、機関誌の中身は全て情報公開している。ありがたいことだ
この中に事故情報もある。貴重な情報源だ
情報はただでは無い
価値ある情報は金を出しても手に入れるべきなのだろう

 

2022年10月17日