参考文献、書籍等紹介
今日は粉塵爆発について、過去の事故事例に関する文献を紹介しておく。国内外の事故事例が数多く記述されている。出典も色々書かれているので、粉を取り扱っている職場の人は一度読んでおいて欲しい。出典は学会誌安全工学だ
https://www.jstage.jst.go.jp/article/safety/48/3/48_185/_pdf
粉塵爆発についての書籍も紹介しておく。オーム社から出されている本だ。粉体工業会が書いている本だ。
「実務者のための粉じん爆発・火災安全対策」というタイトルだ。
粉塵爆発は、小麦粉程度の粒度であれば起こる現象だ。粉は気体に比べると、着火エネルギーは高いので火はつきにくいが、起こると粉塵爆発は大きな災害になる。ガス爆発というのは、一回爆発すればそれで終わりだが、粉塵爆発は何度も爆発を繰り返すのが特徴だ。
最初の爆発は小規模でも、爆風で周辺の粉塵が舞い上がる。そこに、再点火して更に規模の大きな粉塵爆発が起こる。大きな爆発が、更に周囲の粉を吹き飛ばし更に大きな爆発を発生させる。文字で書くと、イメージが掴みにくいかもしれないが一度粉塵爆発の動画を見てみると良い。
ユーチューブなどに多くの動画が投稿されている